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ニュージーランド 旅行
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ニュージーランド旅行記
私の旅、なぜニュージランドか(by ANZdrifterさん)
最近は、メニューの中から旅をえらんで、バスの中から“ガラスの向こう側の日常”を眺めるという、疑似体験を提供するマス・ツーリズムが主流となって、旅人は帰ることを約束された通過者となりました。
一方、個人旅行は、マスツーリズムに対する批判的立場を秘めています。
自然動物園をバスで回る人と、草原に寝そべってバスを眺めるライオンとの差でもあり、つまり、旅先で人が生活している街を風景として眺めるか、街に入り込んで生活をするか、という違いが、眺めるだけの観光と、心に旅情を感じてくる旅との差を生み出すと思います。
そして私は、旅の起承転結の中では次の4点が大切だと、考えています。
¨まず“旅立ち”です。不安を抱いて出発することが旅の必須条件だと私は思います。
¨次の要素は、生活が貼りついている日常の土地から、非日常への“物理的な移動”です。移動そのものも旅の大切な一部です。
¨三番目は、見る立場から見られる立場に移って生きるということです。これは、旅先の街に入り込みながら、その土地の生活者の中に溶け込めずに、戸惑いながら“異邦人”として、日常を生きることです。この場合、旅人は自分の基礎となっている文化を離れて、旅先の文化の中で“虚構の人生”を生きているわけです。
¨最後の要素は別離です。始まりから終わりまで、旅はあらゆる場面に別れを伴ないます。
なぜニュージーランド旅行か
2002年4月、突然知らない街に行きたくなってニュージーランド南島に旅しました。
それから毎年、南島の各方面をひとつの町に4日から10日くらいずつ、小さい町をめぐる旅を始めました。
ニュージーランドはヨーロッパ人が入植してせいぜい200年ですが、私達日本人と同じように文明の中心ではないと自覚しながら、私達と似ている近代的な生活文化のスタイルで生きているので、安心してリラックスできる数少ないエリアです。
もっと説明すれば、自分が世界の基準だなどという摩擦の原因となりそうなプライドを持たずに、文明の恩恵を享受しながら自然と共生し、他人にやさしく生きて行くという生活のスタイルが行き渡っている国だと私は感じています。
ニュージーランド旅行で楽しいのは、モーテルMotelと呼ばれているバス、トイレ、キチン付きの清潔なプチホテルが、どんな小さな町にもあるので安心して旅行できることです。
このモーテルは、オーストラリアでサービスドアパートメントと呼んでいる宿泊設備を、小規模にして家族経営にしたような宿です。スーパーで買い物をして自炊できます。
ホテルは中小の都市では古い建物が多くて料金は安いのですが、新築が多いモーテルのほうが設備が良くて安全で、当然ながら料金もホテルより高いことが多いようです。
もちろん短時間の利用などはありませんし、観光地などでは三泊以上しか受け付けない宿もあります。
2006年は西海岸を北上し、2007年は南島北部を巡りました。二度とも、最後の町はネルソンで、ネルソン飛行場からオークランドに飛んで一泊して帰ってきました。
9月から11月はwhitebaite(シラス)漁が解禁されるのですが、本家の英国のようなフライではなく卵でオムレツ風に料理したのをレストランで食べられます。
おおくの町には町中の歴史散歩道(heritage trail)など、20分から3時間ほどの遊歩道(walkway)がが設定されていたりして、生活と滞在を楽しめる国です。
参考資料は、各地方ごとに、あるいは各町ごとにOfficial Visitor Guideという細長い無料パンフレットがあります。
ほかに自動車旅行者向けに、AA travelの黄色い表紙の無料ガイドブックがあり、案内所、空港、バスセンターなどで手に入ります。
2008年の予定はこれから考えます。
南島ロングステイ:オークランドからワンフライトの町(by ANZdrifterさん)
ここでは、ニュージランド南島の町で、一週間かそれ以上連続して滞在してロングステイの雰囲気を味わってみたい人に、私が滞在した町のなかから幾つかを紹介します。2度目の巡回です。
(選んだ町の条件は次の4つです)
1,日本から ツウ・フライト、つまりオークランド、クライストチャーチのいずれかから飛行機でひと飛びの町とその近くの町。
2,安全に散歩できる5万人以下の町であること
3,スーパーマーケットや食堂など、生活が便利なこと。
4,家族経営の清潔なサービスドアパートメント(プチホテル、現地ではモーテルと呼ぶ)があって、バス・トイレ付きで、調理器具がそろったフルキチンが付いていること。
(浴槽がなくてシャワーだけのもあります。包丁とまな板、炊飯器はどこにも無い。)
結局、ロングステイの候補としては、
オークランドからひと飛びの町としては、南島北部のネルソン、ブレナム、およびブレナムからバスで簡単に行ける港町ピクトン。ネルソンとブレナムの間でムール貝養殖以外には何もないハブロック。ネルソンから日帰り可能なモトゥエカくらいですが、そのほか、荘厳な日没が有名な西海岸の町ウエストコーストも、ネルソンからバスで4時間ほどかかるのですが、紹介しておきます。
オークランドから訪れる町
◆ ブレナム(Blenheim)(別項を参照)
泊まった宿:2005年10月に10%の老人割引がある Bings Motel に泊まりました。ワンルーム(Studio unit)で、老人は一人一泊69$から1割引でした。(Senior Discount)です。
飛行場から:シャトルバスがありますが、タクシーを使いました。
設備:キチンはフルキチンで、鍋、皿、スプーンなどとくに不足は無い。
サービス:タオル、シーツの交換は毎日。掃除は隔日か週2回だったかもしれない。
買い物 :道路の向かい側に Ashley Motelがありますがいずれも、真空パックのうどんも売っているスーパーマーケットに4・5分で便利。タイ料理などエスニック食堂も近い。
ただし、この町には韓国食堂はあるが日本食堂はない。
時間つぶし:ニュージランドワインの中心地なので、昼食付きワインツアーが多数ある。そのほか、川沿いに良く整備された散歩道があり、これは絶対のお薦め。ほかに川に係留された船上レストランがある。
経営者:(中)高年の女性で、さっぱりしている。頼むと親切にやってくれる。
総合評価:ワイナリーを訪ね歩いてワインを飲み比べたい人や、なにもしないで持参した本を読むのが目的という人には最適の静かな町。都会の刺激は無い。ただしこの宿はやや古い。
◆ ピクトン(Picton)(別項を参照)
泊まった宿:2005年11月に Broadway Motel に泊まりました。ワンルーム(Studio unit)で、新築のせいか一人一泊130$で、ほかに比べてやや高い。
設備:新築だが“料理をするなら電気こんろを持ってきます”という具合でキチンは不備。4つ星とは思えない。風呂はよかった。台所用品には不足は無い。
サービス:タオル、シーツの交換と掃除は毎日。
買い物 :スーパーマーケットは道路の向かい側、すぐ近くにある。エスニック食材の棚もあるが、和食材は少ない。
食堂は港近くのホテルが有名だが、日本食堂はない。
時間つぶし:町中の博物館や中古品屋などは一日で充分。船を利用するワンデイツアーはいくつかある。
経営者 :40才前後の夫婦、頼むと親切にやってくれる。
総合評価:この宿は値段も高く、自炊には不便だし、ロングステイには向かない。むしろ、スーパーマーケットのすぐ後ろにある Aldan Lodge (www. aldanlodgepicton.co.nz)とか、www.harbourviewpicton.co.nz をためしてみたい。日本人経営のSunnyvale Motel が5kmほど北にある。
◆ ハブロック(Havelock)(別項を参照)
泊まった宿:2005年11月と2007年4月に Garden Motel に泊まりました。建物も新しくワンルーム(Studio unit)で、一人一泊85$と安かった。5月から10月は3泊目はタダになります。
交通 :ピクトンからケイバス(Kbus)で15$でした。
設備:キチンはフルキチンで、鍋、皿、スプーンなどとくに不足は無い。 庭の先は森という感じの静かな宿。
サービス:タオル、シーツの交換と掃除は毎日。洗濯の粉石鹸は無料だった。 日本へのファックスも無料にしてくれた。
買い物 :スーパーマーケットは道路の斜め向かい側にあり、基本食材は十分だがエスニック食材は少ない。
モーテルの隣は有名なムール貝専門食堂の“マッスルポット”。(ムール貝の発音は筋肉と同じでマッスルという)エスニック食堂はない。
時間つぶし:郵便船に乗って湾内をめぐる観光があるくらいで、全くなにもないが、ぶらぶらしていると、三日目には住民みんながニコニコして挨拶してくれる。
経営者 :フランスの20マイル沖にある英国領の島から移住してきた家族が経営。飛び切りの親切。
総合評価:ムール貝を飽きるほど食べたい人(25$くらい)や、なにもせずにのんびりしていられる人には最適の町。費用もリーズナブル。 物理学のラザフォードや、日本賞のピッカートンが少年時代を過ごした町。
◆ ネルソン(Nelson)(別項を参照)
泊まった宿:2005年11月に 町の中心通りラザフォード通りの、海岸よりにあるKings Gate Motel に泊まりました。
ワンルーム(Studio unit)で、一人一泊115$でした。
。
ハブロックから:ケイバス(Kbus)で20$でした。運転手に宿の名前を書いたカードを見せておいたら宿まで送ってくれた。
設備 :キチンはフルキチンで不足は無い。バスは全室ジャグジー付きで快適。 洗濯室は別棟で、気楽。
サービス:タオル、シーツの交換と掃除は毎日。
買い物 :スーパーマーケットは町の中央方面に歩き、橋を渡って右にある。約500m。その他、町中に2軒。消防署近くに1軒と、かなり多い。有名な海鮮食堂は海岸通りや港にある。夕方だけ開く高級日本食堂がラザフォードホテルにあるほか、茶々という小さい和食堂もある。新しく開店の日本人経営の持ち帰りスシ店は評判の美味。
“すし”を名乗る店は韓国系で酢の味にやや不満。屋台のすしも同様。
時間つぶし:Center of New Zealand というモニュメントが町の北の山頂にあり、徒歩30分くらいで登れる。
ツアーは南島最北端のFarewell Spit 日帰りや、ワインツアーなど。JJ社が有名。
経営者 :快活な中年夫妻。娘は日本で語学教師をしていたが現在は英国で数学教師。 電話の会話が不得手なのでといって、趣旨を説明したら航空会社に電話をかけてネゴしてくれた。
総合評価:案内所にも近く、設備も経営者も良かった。長期滞在割引のネゴの余地あり。
しかし、この街にはもっと安いモーテルがありそうに思う。
◆ モツゥエカ(Motueka)(別項を参照)
泊まった宿:2006年11月に Equestrian Lodge Motel に泊まりました。10月までの閑散期レートを適用してもらって一人一泊95$でした。町の中心、静かな住宅街にある。4っ星でこの値段は拾い物。
ネルソンから:毎日7・8往復の(Inter City CoachとAtomic Shattle)バスがある。ネルソンから1時間、日帰り可能。10$くらい。
設備 :ワンルーム(Studio unit)でもキチンはフルキチンで不足は無い。バスはシャワーだけ。洗濯室は別棟。
サービス:タオル、シーツの交換と掃除は毎日。掃除はことわっても毎日する。
買い物 :スーパーマーケットは宿から公園をぬけると5分くらい。おもな食堂は町中の国道沿いにある。日本食堂はない。
時間つぶし:海岸の散歩が快適。芸術の町でもありギャラリー訪問もよい。北方18kmには国内唯一の海浜国立公園Abel Tasman National Parkがある。
海のツアーはマオリの船のwww.wakatours.co.nzや、www.sailingadventures. co.nz、ウオータータクシーのwww.abeltasman4u.co.nzなど。
経営者 :英国で経営していたホテルを整理して数年前に移住してきた中年夫妻。快活でまじめな夫妻で、掃除からガーデニングまでよく働く。
総合評価:町中でなにかと便利だし、のんびりできる。設備も経営者も良かった。12月から3月はほぼ満員。ほかの季節は長期滞在割引のネゴの余地あり。
庭の芝生には野生の鴨が遊びに来る。
◆ ウエストポート(Westport)(別項を参照)
泊まった宿:2006年11月に3っ星の Buller Bridge Motel に泊まりました。一人一泊85$で、町の南入り口の橋近くにある。
交通 :空港があり、ネルソン経由でウエリントン行きが1便ある。バスはネルソンから4時間(40$)。3社が各1便運行。クライストチャーチへも直行バス便がある。
設備 :ワンルーム(Studio unit)でもキチンはフルキチンで不足は無い。洗濯室は別棟。近くに4っ星モーテルも複数ある。
サービス:タオル、シーツの交換と掃除は毎日。
買い物:スーパーマーケットは宿の裏から国道に出て7分くらい。
食堂は町中の国道沿いにある。日本食堂はない。
時間つぶし:石炭博物館(Coaltown Museum)が徒歩10分ほど。小石の海岸で貴石探しもできる。港は海ではなく川岸に造られている。海岸で見る荘厳な日没は必見。
一日ツアーは鍾乳洞や、アザラシのコロニーなど。 有機ビールのGreen Fern Organic Breweryの見学ツアーは試飲もできる。
西海岸北端の秘境の町として人気の、カラメアには日帰りも可能。
経営者 :親切な中年夫妻。掃除からガーデニングまでよく働く。
総合評価:買い物は便利だし、のんびりできる。設備も良く値段は安かった。交通が便利になればロングステイには最適かも。
ニュージランド南島の生活情報(by ANZdrifterさん)
ここでは、ニュージランド南島の気候や公共交通機関、日本食材の購入などの生活情報や、資金とATM、散歩や自然歩道などについても紹介します。各地域ごとの夏期と冬期の気温も記載したので、旅行計画で衣類の準備にこまっている人は参照してください。
ニュージーランド南島の行政は6地域に分かれているが、現地のガイドブックでは、中央部は山脈の東と西の2地域に分けて、それにトップと呼ぶ北部と、ボトムと呼ぶ南部をつけて、計4つの地方にまとめている。
大きな街にある自動車連盟(?)の案内所(AA Centre)で配布されている黄表紙の無料ガイドブック、AA Visitor Guideも4冊で南島をカバーしている。
この説明でも、その4区分と、北、西、東、南という説明の順序を踏襲しました。
南島の季節と気候
季節は日本と逆です。10月11月が春の花の季節で、当然“spring”と呼んでいて、南島の各所でシャクナゲ祭りが行われます。高さが10mにもなるシャクナゲの樹が、全面ピンクの花に覆われて花が滝になっているような迫力です。夏は12月〜2月で、3月〜5月が秋です。紅葉・黄葉の季節は4月です。6月〜9月は冬でスキーシーズンです。
現地の人たちの旅行シーズンは11月中旬から3月中旬で、この時期には湖水地方の観光地の宿はほぼ満室になります。
南島の気候は、北部では夏の日平均気温が21〜23度、冬の日平均気温は13度で、年間日照時間が2400時間。年間降雨量はマルボロー(ブレナム)で655mm、ネルソンで970mmという温暖な地中海性気候で、最近は多くの退職者や芸術家が移住してきています。
西海岸は夏が20度、冬が13度。日照時間は1845時間。降雨量は2575mm。
東海岸のカンタベリー地方(クライストチャーチを含む)は、夏が20度、冬が11度。日照時間は1960時間。降雨量は700mmです。
南部湖水地方の日平均気温は夏が21度、冬が9度です。山脈の西側のミルフォードサウンドでは日照が1800時間、雨量は6500mmですが、内陸でクイーンスタウン東方のアレキサンドラでは日照が2025時間、雨量が360mmと、気候の変化が激しい地域です。
ダニーデンを含む沿岸オタゴ・サウスランドでは夏が17度、冬が8度。日照は1645時間で、降雨量は960mm。12月から2月が一番暖かい季節です。
旅行者が多い季節 high season は場所によって違いますが、だいたいの町では11月から3月で、この期間は宿泊料金も高く、宿は込み合います。 紅葉の4月、春の花の10月ならば off season rate で、宿はだいたい10$くらい安くなります。
南島のなかの航空便
日本からのニュージランド直行便は、曜日によって北島のオークランドに直行する便と、南島のクライストチャーチに直行してからオークランドまで戻る航空便とがあります。
2006年夏では月、火、土がクライストチャーチ経由オークランド行きです。旅行先によってどちらかの空港で国内航空便にのりかえます。行き先によってどちらか便利な方をえらんで、出発の曜日をきめます。
ここでは、日本で航空券を買えるニュージーランド航空リンクの航空便を紹介します。
南島北部のブレナム(Blenheim)とネルソン(Nelson)は、オークランドから直行便があるので、オークランドで入国して、国内便に乗り換えるのが安くて早くなります。しかし、オークランド空港では国際線と国内線ターミナルが離れていてシャトルバスで移動することになるので、乗り換えに最低1時間は必要です。
南島の南部にあるダニーデン(Dunedin)やインヴァーカーギル(Invercargill)、西海岸のホキティカ(Hokitika)、南部湖水地方のクイーンスタウンなどに行くには、朝の9時ころクライストチャーチに到着する直行便が便利です。入国手続きをして、そのまま国内便にチェックインすれば、昼頃には到着できます。(ホキティカは3時ころ)。
クライストチャーチ空港は、国内線ターミナルまで、同じ建物の中を歩くだけですし、空港内には大量のパンフレットをそろえた案内所や、お金の両替所もあって便利です。
なお、クイーンスタウン(Queenstown)は、オークランドとクライストチャーチのどちらで入国しても直行便があります。
また、南島東南海岸の町、ティマル(Timaru)はウエリントンからの航空便しかないのでオークランドから2回のフライトになり、クライストチャーチからバスで行くのが安くなります。
国内航空便には、3回以上搭乗すると距離に関係なく、搭乗回数ごとに定額という制度があるので、国内の長距離を何回も移動するときは、かなり安くなるとおもいます。
ほかにローカル航空で、座席が10席ほどの近距離定期便や、セスナ機で近距離を営業している不定期便もあります。観光にも使えるチャーター便はほとんどの町にあります。
自動車、バス
自動車は日本とおなじ左側通行ですが、山道や崖の道が多いわりに、ガードレールが不十分です。右から来る車が優先するロータリーでの動き方と共に、レンタカーで山道や崖の道を走るときは気を付けて下さい。
国内で4ルート選定されている自動車観光ルートのうち、ただひとつ南島にあるのがSouthern Scenic Route ( www.atoz-nz.com /SouthernScenicRoute )で、東南海岸のダニーデンから海岸沿いに南下して、インヴァーカーギル経由で湖水地方までのコースが指定されています。
私は車の運転はしないのでニュージーランドの国内移動はもっぱらバスです。
バスの最大手は全国をカバーしているInterCiity(www.intercitycoach.co.nz; www. newmanscoach.co.nz)で、ほかにAtomic Shuttles(www.atomictravel.co.nz)が広範囲をカバーしています。ほかには南島の北部専門のK-bus(www.kbus.co.nz)や南部専門のBottom Bus(www.BottomBus.co.nz)があります。ほかにも、ひとつの路線だけのTopline Tours(www. toplinetours. co.nz)など、サービスの良い小さなバス会社が各地にあります。
バスの時刻表もウエブサイトで調べられます。
道路は良く整備されていて、いったん町を出るとバスは全ての国道を100km / hrで走るので、早くて快適です。バス代はとても安く、南島北端のピクトンからクライストチャーチまでは5時間半で35$(約2500円:Atomic Shattles:2005年11月現在)ですが、料金はバス会社によって違うので、紹介したバス料金は目安と思ってください。
たとえば、ピクトン(Picton)とブレナムのような近距離(28km、25分)でも10$から20$までのバスがありました。
これらのバスは、宿か案内所で相談すると宿まで迎えにきてくれるバスもあります。
地方の町に行くときは泊まる宿を運転手に伝えておくと、バスが宿まで運んでくれることが多いので、頼んでみてください。宿の名前を書いたカードを見せるのが確実です。
また、田舎では運行便数が一日2便とか、なかには週5便という路線もありますが、前日までに切符を購入して、予定時刻の15分前までにバス停に行けばバスが素通りしてしまうことはありません。
生活に関する情報
電気は230V / 240Vで50Hz。コンセントの差し込みは“ハ”の字型です。
火事、救急車、警察はダイヤル111です。ちなみに事故の場合は、ヘリコプターで救出して骨折の手術をしても、ニュージーランドにいるかぎり、旅行者をふくめて費用はAccident Compensation Corporation(ACCと略)が負担してくれるので、タダです。
しかし、病気は自己負担なので保険には入っておくのがよいと思います。
スーパーマーケットでは米、肉、野菜、果物、牛乳、ヨーグルト、ワイン、缶詰などの並べ方と会計のシステムは日本と同じです。肉はパックされてないのでハーフキロとか重さを言って包んでもらいます。スーパーによっては菓子やナッツなどを自分で袋にいれて計量し、ボタンを押すと出てくるラベルを自分で貼るのもあります。
和食材と和風調味料は主にエスニック食材の棚にありますが、キッコーマンが調味料の棚で、ヤマサ醤油はエスニック食材の棚にならんでいたということもありました。
米と醤油は小さい町でも買えます。大きな町のスーパーマーケットでは米、ミソ、醤油、海苔、酢、割り箸、旨味調味料などまでそろっています。なかには巻きずし道具セット、真空パックの讃岐生ウドン、ふりかけ、インスタントラーメンなどを並べた店もありました。
これら全部が、どのスーパーマーケットにもそろっているわけではありませんが、北部の人口26000人の町ブレナムでは、日本人が住んでいないはずなのに、スーパーマーケットにこれらの材料がそろっていました。人口4000人の港町、ピクトンでは、あまりそろっていませんでしたし、人口300人のハブロックでは、エスニック食材の棚もありませんでした。
和食材の入手しやすさは、町の人口に比例しているようです。
そのほか、アジア食材の店で和食材や豆腐を売っていることもあるので、人口が数万人以上の都会(南島ではクライストチャーチ、ダニーデン、ネルソン、ブレナムは確認済み)では材料は心配ないでしょう。
モーテル生活の知恵としては、炊飯器がないので耐熱ガラス容器をつかって電子レンジでご飯を炊くか、鍋でご飯を炊く技術が必要です。炊飯器を持って行くのも良いでしょう。
ご飯さえ炊ければ、おかずは大抵のレストランで持ち帰りができるし、簡単な和食レシピを数種類おぼえておいて、旨味調味料を持参して自分で作るのもよし、心配なく生活できます。
ワインは世界中に輸出しているのでどれでも美味しいと思います。箱詰の安い白ワインでも美味しかったし、日本からの留学生はこの安い箱ワインを絶賛していました。
ビールは、私は甘さの無いスパイツ(Speitgh;ダニーデン産)が好きですが、ネルソンのMacsとか、グレイマウスのMonteightsなど、南島の各地にそれぞれのブランドがあります。
牛乳は種類によっては動物臭がするのがあるので小箱を買って飲みくらべてください。私はStandaed と書いてある容器の牛乳を買っています。
料理用の油は小瓶が店にないことが多いので、100円ショップの小瓶とか小分け容器を持参するのがおすすめです。
洗濯の洗剤は宿から買いますが、無料で用意している宿から一回分2$という宿もあるので、小分けできる小袋を持参すると便利です。中くらいの町ならばプラスティック専門店でいろいろなサイズの容器やジッパー付きの袋を買えます。
資金とATM
お金はトラヴェラーズチェックと現金とクレジットカードのほかに、インターナショナルキャッシュカードを銀行で作っておくと、どの国でも現地通貨をATMで引き出せるので便利です。
ATMは商店街などにも置いてありますが、ニュージランドでは1日800$(約6万円)が引き出し限度です。
まず、カードを入れて、暗証番号( PIN:personal identification number)を入れる。transactionではwithdraw cash(現金をおろす)を押し、account(口座)はsaving(預金)を選び、つぎの表では金額を選ぶかothersを押して金額を入力する。表示された金額のconfirm(確認)はOK(違っていれば訂正(correction)を押してやりなおす)。これで現金とカードを受け取る。最後の質問の残高通知は不要(no)を押します。
なお、この残高通知の紙を“欲しい(yes)”と押したら“手続きをやりなおし”になったこともあリました。円の残高照会は無理のようです。
なお、海外で使えるクレジットカードの裏にcirrusのマークがあれば、上記の手続きのaccountのところでcredit cardを選ぶと、クレジットでキャッシングできます。
現地で時間の過ごし方
散歩、time-killer
宿や観光案内所、バスセンターどには、町の案内図Guide MapやHeritage Trailのリーフレットなどが置いてあるので、まずそれをもらっておきます。
徒歩や自転車で文化遺産を見て回る歴史散歩道(Heritage Trail)は、国内で100ヶ所以上選定されていて、大抵の町にあります。そのほか、良く整備された20分から3時間ほどの遊歩道(walkway)や、半日ほどのハイキングコース(所要時間は約3時間)も設定されています。
美術館や博物館に入ると、その町の歴史などが展示されていますし、インヴァーカーギルの博物館では恐竜の唯一の生き残りといわれる体長数10cmのトゥアタラを繁殖させています。
南端のスチュアート島や、北部のハブロックのような人口が300か400人の所を歩いていると、三日目には全員が顔なじみになります。
かねて読みたいと思っていた本を、木陰の椅子でのんびり読むのも良いものです。
自然歩道、ハイキング
本格的に歩きたい人にはTrackと呼ばれている自然歩道があります。“世界で一番美しい散歩道”と紹介されているMilford Trackもこの自然歩道で、5泊6日の行程です。
国立公園のなかにある自然歩道は、自然保護局(Department of Conservation: DOCと略(www.doc.govt.nz))が管理しています。立ち入りも、途中の宿泊設備(Hut)の利用も、それぞれの国立公園入り口の町にある自然保護局の案内所( DOC. Visitor Information Centre)で申請して、許可をとります。
指定の宿泊場所以外ではテントを張るのも禁止されていますが、日帰りは許可をとる必要がないようです。
ガイドも免許制なので、手続きはガイドツアーをやっている会社に頼むのが簡単です。
このようなツアー会社は、昼食つきのワインツアーとか、乗馬などいろいろなツアーをやっているので、パンフレットをもらって選んで参加してみるのも良いと思います。
おおくの自然歩道には、その町のツアー会社が日帰りコース(Day-tour)を設定しています。海岸コースならば船をつかって景色の良いところだけを見てくるとか、山岳コースは入り口だけを歩いて雰囲気を味わうとか、大自然のつまみ食いができます。
DOCの案内所では各種パンフレットがおいてあったり、5万分の1の地図や絵はがき、各種パンフレットなどを売っていたり、天気図が貼りだしてあったりするので、歩かない人が訪ねても楽しく時間つぶしができるので、お勧めです。
コロミコ・トレックという日本人経営の会社が テ・アナウにあり(11月〜3月まで営業)、免許を持った日本人ガイドがいて、安い値段で靴などの装備も借りられます。 Day-tourではガイドが昼食から水まで背負ってきて、山の上でコーヒー付きの食事がでます。
この会社は日本(川崎市)にもあるので、日本で予約もできます。
宿泊については別項の記事をお読み下さい。
ニュージーランド人気商品
ニュージーランドとは?
ニュージーランドは、南西太平洋の島国。2つの主要な島と、多くの小さな島々からなる。北西2,000km先にオーストラリア大陸があり、南は南極大陸、北はトンガ、ニューカレドニア、フィジーがある。イギリス連邦加盟国。
略名 ニュージーランド
日本語国名 ニュージーランド
公式国名 New Zealand (英語)Aotearoa (マオリ語)
国旗画像 Flag of New Zealand.svg
国章画像 Image:Coat of arms of New Zealand.png 100px ニュージーランドの国章
国章リンク ニュージーランドの国章 国章
標語 なし ¹
位置画像 LocationNewZealand.png
公用語 英語、マオリ語(ニュージーランド手話も近日中に公用語となる)
首都 ウェリントン (ニュージーランド) ウェリントン
ニュージーランドの詳細
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